物語の考察

異能力の果て―ジョジョに見るバトル漫画の発達史②

更新が遅くなりました。前回のポストにつづき、ジョジョの各部を紹介しながら、バトル漫画の発達の流れを考察します。 前回は1、2部をバトル漫画のファーストステップとして位置づけました。ファーストステップにおいて、「能力」はどちらの攻撃力が強いのか…

異能力の果て―ジョジョに見るバトル漫画の発達史

みんな大好きバトル漫画。ぼくも大喜利みたいにバトル漫画や、それに登場する能力を妄想しています。ちなみにぼくは団体戦の能力バトル漫画に興味津々なので(ワールドトリガー続き楽しみですね…)、一人じゃ活かせない異能力を考えるのが最近のトレンドです。…

「お約束の積み重ね」と物語の発展

前回、ホラーでないゾンビものの魅力として「ゾンビとは、往生際の悪いものを置き換える仕組みである」というような主旨の記事を書きました。 このこととも関連しますが今回は、創作物において「お約束」「前提」が重なることで、物語が深化発展していくケー…

「往生際の悪いもの」としてのゾンビ

こんな本を買いました。 ゾンビでわかる神経科学 作者: ティモシー・ヴァースタイネン,ブラッドリー・ヴォイテック,Kousuke Shimizu,鬼澤忍 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2016/07/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る こんな本を買ってお…